住宅の南西空間は母なる大地の空間です。
住宅の南西空間は大地の土の気に満ちているので、土のもの(焼き物)と相性が良いです。
住宅の南西空間で土のもの(焼き物)で食事をすると、家庭円満などの風水の成果が得られます。
風水の成果は、4ヶ月後、7ヶ月後、4年後、7年後に得られると言われています。
代表的な和食器
和食器は和食に用いる容器や器具の総称です。
皿
椀や鉢よりも浅く、低い食器で、汁気の少ない料理を入れるのに用いられます。
鉢
皿よりも深く広く口の開いた器です。
椀
椀は木製で汁椀です。
碗
碗は陶磁器製でご飯茶碗です。
箸

箸は2本一対になった棒状のものを片手で持つ食器で、食べ物を挟んで移動させることができます。
多くの場合、皿などの器にある料理を挟んで別の皿や自分の口に移動させるために用いられます。
箸には通常「先」があります。
片端のみ先が細くなっているものが多いです。
箸の先が細くなっているのは、骨付きの魚を食べる時に骨と身を分けやすいためです。
調理用には食事用の箸より長い菜箸や真魚箸が使われます。
鶏や魚など生臭ものには真魚箸、野菜には菜箸を使って香り移りを防ぎます。
祝箸のように先が両端に存在するものもあります。
住宅の南西空間と相性が良い和食器の代表的な陶磁器
益子焼(ましこやき)
益子焼の産地は栃木県です。
ぼってりとした形と黒、柿などの渋い色が特徴です。
美濃焼(みのやき)

美濃焼の産地は岐阜県です。
岐阜県は日本の本州の中央に位置するため様々な技法が流れ込んできた背景もあり、和洋問わずデザインも多種多様です。

カラーバリエーション:白ガラス(マット)、アメ(つややか)、織部(つややか)、せらしの(つややか)、カラメル(つややか)、黒ゆず(マット)

コーディネートが楽しめる和モダンなボウルです。
普段使いからおもてなしまで使えて、毎日の食卓に大活躍間違いなしのボウルです。

カラメルはヒビを装飾に用いた「貫入」という技法です。
九谷焼(くたにやき)

九谷焼の産地は石川県です。
華やかな絵付けが特徴の九谷焼はジャパンクタニとして世界でも有名です。
信楽焼(しがらきやき)
信楽焼の産地は滋賀県です。
タヌキの置物をつくる産地として有名です。
自然のめぐみをそのまま生かしたような素朴な風合いのものが多いのが魅力です。
萬古焼(ばんこやき)
萬古焼の産地は三重県です。
三重県四日市市でつくられています。
耐熱性に優れた土が使用されるため、土鍋の産地として有名です。
レンジや直火などに対応できるものが多いのも特徴です。
砥部焼(とべやき)
砥部焼の産地は愛媛県です。
厚手でぼってりとしたフォルムと白磁に藍色の染付が施されているところが特徴です。
ひびや欠けが入りにくく丈夫で日常使いにおすすめです。
小鹿田焼・小石原焼(おんたやき・こいしわらやき)
小鹿田焼の産地は大分県です。
小石原焼は福岡県朝倉郡東峰村の小石原地区で作られている陶器です。
小石原地区は標高1,000m級の山々に囲まれた自然豊かな土地に位置します。
陶器作りに適した土と登り窯の燃料となる木々に恵まれていたため、約350年に渡り焼き物が作られ続けてきました。
鉋で表面を削り取ってつける「飛び鉋(とびかんな)」や、刷毛を当ててつける「刷毛目(はけめ)」などの技法でつけられた文様が特徴です。
小鹿田焼と小石原焼は姉妹関係にあり、地理関係だけでなくデザインや技法もよく似ています。
有田焼(ありたやき)

有田焼の産地は佐賀県です。
鮮やかな色絵付けが特徴です。
透き通るような白磁に映え、食卓を彩る器がたくさんあります。
硬くて丈夫で耐久性があるのも魅力です。
波佐見焼(はさみやき)
波佐見焼の産地は長崎県です。
磁器の素材をメインとして、伝統的な染付や西洋風のデザインのものなど幅広い作風が楽しめます。
小代焼(しょうだいやき)

小代焼の産地は熊本県です。
熊本県の小岱(しょうだい)山麓で約400年前から焼き続けられている九州を代表する陶器です。
釉薬の深い美しさと自由奔放な流し掛けの模様は素朴な味わいがあり、普段使いの器として暮らしの中で生きづき、力強い作風は茶陶としても愛されています。
小代粘土を用いた独特の釉薬(うわぐすり)と、ワラ灰、木灰釉との調和の施釉により、力強く柔らかな色合いを出した器が特徴です。
やちむん
やちむんの産地は沖縄県です。
沖縄では陶器や陶芸のことを「やちむん」と呼びます。
南国を感じさせるような色づかいや、釉薬が飛んだような勢いのある絵付けが特徴です。