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陰陽と窓の配置、採光、通風、眺望から龍脈と風水パワーを高める

納戸やクローゼット、押し入れだけでなく、キッチンやリビングの棚などすべての収納は、「運気をためる場所」と風水では考えます。

収納スペースは陰の気をためます。

インテリアは陽の気をためます。

陰陽のバランスをとるときに注意しましょう。

家具は家の中に据え置いて利用する比較的大型の道具類です。

材料は木製が多く無垢材(天然材)、合板、木質ボード、集成材、ハニカムコア材などがが使われていましたが、金属製や合成樹脂製も使われています。

日本の衣装用収納家具の材質として、湿気を吸収しやすく燃えにくい桐が最高級の素材と言われてきました。

収納家具

収納家具は、家財道具や服飾品、食品などを整理して収納するための家具です。

箪笥(たんす)類

箪笥類は、衣類や小物を保管するのに用いられる家具です。

引き出しや開き戸を持ち収納物を埃や害虫などから防ぐ工夫がされています。

棚類

棚類は水平な板(棚板)を適度な間隔で上下方向に複数枚張ることで、荷物を置ける面積を拡大して少ない設置面積で多量の荷物を収納できるように工夫した家具です。

本棚、戸棚、食器棚、下駄箱などがあります。

空間創造家具

空間創造家具は、一定目的の空間を床面から切り離し、床より高い位置に確保することを目的とした家具です。

長い脚の上に一定の広さを持った水平面を有します。

椅子類

椅子類は、人が座る空間を作り出すための家具です。

机類

机類は、執筆作業や食事などの作業空間を確保し、各種作業が効率よく行える高さを作り出すための家具です。

寝具

机類は、人が寝る空間を確保するための家具です。

衝立

衝立は、垂直方向に空間を仕切り、視覚的・心理的に空間を隠す家具です。

陰陽のバランスを取ることで運気のパワーは上がります。

収納スペースが多すぎる家は陰に傾き、活気のない家になります。

包丁を出しっぱなしにしていると家族がケガをして金運もダウンしますので、包丁は必ず収納スペース入れます。

キッチン収納

同時に使うものはひとまとめにします。

お弁当の場合、お弁当箱、おかずカップ、お箸、クロス類、水筒など、お弁当作りに使うものをまとめます。

お弁当箱を洗う時はコンパクトで場所の取らない水切りカゴで行います。

水筒は洗ったら水筒用のスタンドに立てて、乾燥と収納を兼用します。

キッチン収納を見直す時に意識したいことは、何かを作る時に同時に使う物は1つにまとめておくとラクになるということです。

冷蔵庫は食料品等の収納スペースです。

冷蔵庫は、食料品等の物品を低温で保管することを目的とした製品です。

現代では電気エネルギーを冷却に用いる電気冷蔵庫を指します。

冷蔵庫は不可欠な電化製品ですが、多くのエネルギーを消費する可能性もあります。

冷蔵庫の歴史を見てきましたが、冷蔵庫の開発はかなり昔から始まっていたけれど、一般家庭に普及したのはそれほど大昔ではないということがわかりました。

冷蔵庫が普及してから見た目こそ大きく変化はないものの、今も冷蔵庫は付加機能の追加などで日々進化を遂げています。

日本では電気冷蔵庫の普及率がほぼ100%になったのは昭和50年代のことで、生肉などの腐敗しやすい食品の保存が容易になり、生活水準は著しく向上しました。

買い替えの場合は、現在使っている冷蔵庫と同じサイズかそれ以下であれば搬入可能ですが、新規購入の時は必ず設置したい場所とそこまでの経路を確認します。

150ℓ以下の容量はベッドサイド用や、自炊をしない方の一人暮らし用冷蔵庫にピッタリです。

150ℓ以下の容量サイズの冷蔵庫は霜取りの機能が付いていないものが多いです。

冷蔵庫選びのポイント

容量

冷蔵庫の最適な容量の目安は“家族の人数”を使って以下の計算式で求めることができます。

目安容量 = 70ℓ(1人当たり)× 家族の人数 + 100ℓ(常備食材)+ 70ℓ(予備食材)

ドア・引き出し

右開き・左開き、観音開き、両開き、チルド室・野菜室、冷蔵室・冷凍室

便利機能

省エネ機能、スマホ連携・AI

見た目

汚れが拭き取りやすく清潔さも保ちやすい「ガラストップ」

冷蔵庫風水

食べ残しや賞味期限が切れた食品は、食中毒やお腹を壊すなど実生活でも健康に害を及ぼします。

風水的に見ても、食べ残しや賞味期限が切れた食品は厄を放ち、他の食材にもダメージを与えます。

冷蔵庫は家の北空間に配置します。

記憶力の北空間、情報管理の東空間、英知の南空間にダメージがないか確認します。

南北のダメージは認知症にもつながります。

食べ物に関しては西空間も重要です。

西空間にダメージがあると、食べ物のトラブルが起こりやすくなります。

西空間のダメージに風水を施すことで金運がアップし、食材をダメにするといった無駄な出費も減らすことにもつながります。

風水パワーが生まれやすい配置は、得たい運(幸せ)がある空間に視線と意識を向けやすい配置です。

家全体の色やアイテムの陰陽のバランスのとれている配置と、それぞれの空間(中心、北東、東、南東、南、南西、西、北西、北)の色やアイテムの配置の陰陽のバランスのとれている配置が、重なると風水パワーが生まれやすくなります。

色やアイテムの配置の陰陽のバランスは、重厚と軽薄、明るさと暗さ、華やかさと地味さ、四角形や立方体と円形や球などの配置のバランスを考えます。

それぞれの空間(中心、北東、東、南東、南、南西、西、北西、北)の色やアイテムの配置の陰陽のバランスは、それぞれの空間(中心、北東、東、南東、南、南西、西、北西、北)と相性の良いものを陰陽のバランスを考えながら配置します。

家の中心空間は、空間の運が集中する場所(風水パワーと龍脈パワーが集中する龍穴)です。

空間から空間へ移動させる場合は、起点の空間ではなく終点の空間と相性の良い色やアイテムの配置を考えます。

掃いたり拭いたりすることによってゴミやシミなどの汚れを取り除きます

箒、塵取り、叩き、モップ、雑巾、ブラシ、電気掃除機、ロボット掃除機などを用いて行います。

公共の道路、側溝や公共のゴミ置き場、公園の掃除も大切です。

掃除の基本

上から下へ

叩きなどで埃を払う時など掃除をする時は、位置の高い場所から始める「上から下へ」が基本です。

照明や箪笥、カーテンレールなどの目線より上の家具から埃を払い落としてから腰の位置ぐらいのテーブルや棚の上を掃除し、最後に床の埃やゴミと一緒に集めて掃除します。

奥から手前へ

フローリングワックスをかける時などは、部屋の「奥から手前」に進行していくのが基本です。

家全体の掃除をする際にも、一番奥から玄関に向かって掃除していきます。

汚れ落としは弱から強へ

蓄積した汚れは表面の汚れや落としやすい汚れから掃除していくのがポイントです。

簡単な掃除から手間のかかる汚れの箇所への順に手をつけていきます。

掃除が楽になるコツ

特別な道具や難しい手順はありません。

ゴールを決めることが大切です。

はじめに何をどこまでするか決めます。

掃除の範囲が明確だとダラダラ掃除せずにすみ、終わらなかったというストレスもありません。

気になった時にすぐに掃除できるように、手の届く範囲に掃除道具を収納します。

頑固な汚れは、汚れの上に温めた布巾やお湯で絞った雑巾を被せ、汚れをふやかすだけでも汚れ落ちが違います。

大掃除

現代日本では年末に行う掃除が大掃除と呼ばれています。

1年分の汚れを除去し、新たな年に歳神を迎える準備をし、新年を新たな心持ちで始められるようにする意味があります。

掃除用具の多機能化や高機能化により日頃から多くの場所を掃除できるようになったため、大晦日前の住宅街などでも家族総出の大掃除は少なくなり、大掃除をしない家庭も増えてきました。

煤払い(すすはらい)

煤払いは古くから続く日本の年中行事です。

現在でも、神社仏閣においては煤払いと称して歳末の恒例行事となっています。

仏像の掃除は御身拭いとも呼ばれます。

通常の箒や叩きが届かない建物や仏像の高所は、先に笹の葉を付けるなどした長さ数mの竹で浄めることが多いです。

窓は、採光、通風、眺望のために設置される可動型やはめ込み型の建具です。

部屋や廊下などの建物の外壁部分や屋根などに設けられます。

開口部は腰より高い位置に設けられることが多いです。

自然光を取り入れたり、外気を取り入れ内部の空気を排出するための通気口として重要です。

壁を通して風景を見る機能もあります。

窓の配置

窓は取り付け位置によって分類されます。

天窓(ルーフウィンドウ・トップライト)

屋根部分に設置する窓で、効率のよい採光ができます。

高窓(ハイサイドライト)

高い位置にある窓で、採光窓として設けられます。

腰窓

壁面の中ほどから上に設けられた窓で、換気の役割があります。

出窓

建物の壁面よりも前方に突き出す形で設置する窓で、花や置物、ぬいぐるみを飾るなど意匠的な愉しみができます。

地窓

床面に接した位置にある窓で、プライバシーを確保でき足元から通風を得ることができます。

窓の機能

窓の採光は通気を主な目的として設けられた壁面に施された開口部です。

外気を取り入れ内部の空気を排出するための通気口としても重要です。

通路のような人が通れる形状ではなく、開口部は腰より高い位置に設けられることが多いです。

通路としての開口部には扉という構造が設けられるが、通路ではない壁の穴は建具の有無にかかわらず窓と呼ばれます。

近代化され高度化した多くの建築では、窓にこれを開閉しうる建具を設置する様式が主流です。

照明の乏しかった時代には自然光を取り入れるために非常に重要な装置でした。

窓には壁を通して風景を見るという機能があります。

例えば茶室では、窓に取り付けられた障子をあけ放つことで窓枠に切り取られた風景を室内に与え、その風情を楽しむことができます。

茶室だけに限らず多くの庭園を持つ建築様式では、窓から見える庭園の風景に配慮して庭の設計を行う傾向があります。

太陽

地球から見たときの太陽の明るさはマイナス27等星です。

1等星の1,560億倍です。

地球上から見える最もまぶしく光るものとなります。

太陽から放たれるエネルギー

1秒間に太陽が放出するエネルギーの量は、文明の始まり以来、人類が消費してきたエネルギーの総量より大きいと言われています。

太陽から放たれるエネルギーは3.85×10の26乗です。

1秒間に1cm四方にあたる地球の大気圏外のエネルギーは1.96カロリーです。

季節の太陽高度

日本は世界的に見ると四季がはっきりしています。

季節は1年で変わるのは地球の公転と関係があります。

地球の公転

地球は太陽を中心に1年に1回転公転します。

その時、公転面の垂線に対して地軸は23.4°傾いています。

星や太陽の年周運動

星や太陽は実際には動いていません。

地球が動いているから、星や太陽が動いて見えます。

年周運動とは、地球が公転することで星や太陽が地球の周りを1年で1周するように見える見かけの運動のことです。

星や太陽は東から登り南を通り西へ沈むように見えます。

季節がある理由

季節があるのは、地球が地軸を傾けながら公転しているからです。

地球の地軸が傾いていることにより、地球の北半球や南半球が太陽に近づいたり遠ざかったりすることで、気温に変化が起きます。

その結果、季節が生まれます。

季節による太陽の南中高度の変化

太陽の南中高度は季節によって変化します。

以下は季節ごとの太陽の南中高度の一例です。

春分(3月下旬)・秋分(9月下旬):太陽は真東から真西へ通り、昼と夜の長さがほぼ同じです。

夏至(6月下旬):太陽は真東の北寄りから真西の北寄りへ通り、最も高い位置にあり昼が最も長いです。

冬至(12月下旬):太陽は真東の南寄りから真西の南寄りへ通り、最も低い位置にあり昼が最も短いです。

南中高度の公式を使って、特定の緯度で夏至の日の南中高度を求めることもできます。

例えば、北緯35°の地点で夏至の日の太陽の南中高度は約78.4°です。

カーテンは、遮光、防音、間仕切り、覗き見防止などを目的として、窓や部屋の出入口、玄関などに吊り下げて使用する家具です。

水平方向に広げたり折りたたんだりして使います。

部屋の遮光等に使う場合は通常、窓の内側にカーテンレールに吊り下げる形で取り付けて用いられます。

カーテンレールはカーテンブラケットを用いて壁などに固定されています。

カーテンレールには複数のカーテンランナーが取り付けられていて、吊り金具用いてカーテンランナーの部分にカーテンを吊り下げます。

2枚1組のものを窓の両側につるして両開きにしたり、窓の片側につるして1枚のもので片開きにして使われています。

カーテンを使う必要がない時は、端の房掛け具に取り付けられたタッセル(カーテンを束ねるための紐または帯状の布)にまとめられます。

カーテンの機能

遮光

就寝時に外部の光によって眠りが妨げられるのを防いだり、中の光が外に漏れるのを防ぎます。

遮蔽

外から中をのぞかれるのを防ぎます。

吸音

室内外の音が和らげられます

保温・保冷

室内を保温・保冷できます。

ドレープカーテン

ドレープカーテンは厚地の生地のカーテンです。

ドレープカーテンには半透明のレースカーテンも用いられます

さんさんと降り注ぐ太陽の光は私たちに大きな活力を与えてくれます。

東空間や南空間、玄関やリビングは明るいほうが吉相です。

東空間や南空間、玄関やリビングに窓を設置して、採光、通風、眺望で家の龍脈パワーを高めます。

風水は住まいに陰陽のパワーバランスをとることで、幸運を呼び込み、居着かせることができる学問です。

そのためには陽のパワーだけでなく、陰のパワーも必要です。

全ての部屋が明るい必要はなく、むしろ暗い部屋もなくてはいけません。

運気が集まる中心空間、信頼や信用の北空間、財産や神仏の加護の北西空間は暗いほうがよいと言われています。

暗い空間は、心が落ち着き、明日への活力に繋がるための安息が得られます。