心

4月~5月の風水歳時記「花まつり」「穀雨」「八十八夜」「立夏」など

4月~5月の風水歳時記は「花まつり」「ピンクムーン」「穀雨」「昭和の日」「八十八夜」「憲法記念日」「みどりの日」「立夏」「こどもの日」「端午の節句」「母の日」「フラワームーン」「小満」です。

花まつりは4月8日に行われる仏教の伝統行事で、お釈迦様の誕生日が祝われます。

寺院や関連施設では、様々な草花で飾った花御堂(はなみどう)の中で、甘茶を満たした灌仏桶の中央へ安置したお釈迦様の像に柄杓で甘茶をかけて祝います

「釈迦の誕生時に八大竜王が、これを祝って産湯に甘露を注いだ」という故事による風習です。

桜の花

桜が4月に白や薄桃色の花を咲かせます。

甘茶

甘茶はウリ科のつる性の多年草のアマチャヅルの葉を湯などで抽出したものです。

甘茶は黄褐色で甘味が感じられます。

アメリカの農事暦で4月の満月は「ピンクムーン」と呼ばれています。

実際には月がピンク色に見えるわけではありませんが、春の花が咲く時期を示していると言われています。

穀雨は太陽黄経が30度の瞬間です。

穀雨は雨を必要とする穀物を育てるのに良い時期と言われています。

4月29日は昭和の日です。

昭和の日は昭和時代を顧みて日本の未来を考える日です。

八十八夜は立春から88日目の夜を迎える日です。

緑茶の新茶

八十八夜に摘み取られる緑茶の新茶は、茶葉に含まれる主な栄養成分であるカテキン、カフェイン、アミノ酸類の含有量が豊富と言われています。

緑茶

ほとんどの日本茶は不発酵茶である緑茶です。

日本の緑茶は蒸すことで加熱処理をして、酸化・発酵を止めたのち揉んで(揉まないものもある)乾燥させる蒸し製という製法です。

日本の緑茶を大分類すると抹茶と煎茶(玉露、番茶、ほうじ茶玄米茶なで)に分けられます。

新茶

新茶は1年で最初に摘み取られる茶葉です。

憲法記念日は、1946年(昭和21年)11月3日に公布された日本国憲法が、1947
年(昭和22年)5月3日に施行されたことを祝う日です。

みどりの日は自然の恩恵に感謝して豊かな心を涵養する日です。

立夏は太陽黄経が45度の瞬間です。

こどもの日は子供の人格を重んじ幸福をはかる日です。

端午の節句は男の子の成長を祝う行事です。

菖蒲(しょうぶ)湯

菖蒲の葉

菖蒲湯はお湯に菖蒲の葉を浮かべて香りを楽しむ入浴方法です。

菖蒲の香りで邪気を払って、男の子の成長を願います。

ちまき・茅巻き

ちまきは、米粉で作った餅を笹の葉などで包み、イグサなどで縛った和菓子です。

ちまき・茅巻きは厄除けの縁起物と言われています。

笹だんご

笹だんごは、よもぎ餅を笹の葉で包み、イグサで縛った和菓子です。

母の日は母の日頃の苦労をねぎらうための花をプレゼントする日です。

プレゼントの花にはカーネーションが選ばれています。

カーネーションはナデシコ科の花です。

ナデシコ科の花は神聖な花と言われています。

アメリカの農事暦で5月の満月は「フラワームーン」と呼ばれています。

フラワームーンの時期に多くの花が咲きます。

小満は太陽黄経が60度の瞬間です。