2024年1月~2月(1月6日~3月4日)に、七草、大寒、節分、初午、バレンタインデー、伊勢神宮祈年祭、天皇誕生日などの風水歳時記を家の北東空間(1月~2月、1:00~5:00)で行います。
日本の風水ではタイミングを良くするために、季節の行事、日本の風水歳時記で時間(太陽の位置)と空間(家の中の方位)を一致させます。
風水歳時記を行うことで時間を24節気に合わせることができます。
七草
正月七日の「若菜摘み」と「七草粥」は年始の大切な行事のひとつです。
「セリ ナズナ/ゴギョウ ハコベラ/ホトケノザ/スズナ スズシロ/これぞ ななくさ」
七草は、五・七・五・七・七の短歌のリズムで覚えます。
日本には1月7日に七草がゆを食べる習慣があります。
七草の言われ
愛媛県産 愛媛県西条市のうちぬき水使用 西条の七草 材料3~4人用(1パック)
参考価格537円 ※2024年1月5日金曜日時点の情報
せり:若葉が伸びる様子が競り合っているように見えることから名が付けられました。
なずな:撫でて汚れを取り除くという意味があると言われています。
ごぎょう:ごぎょうは人型のことで、仏の体を意味すると言われています。
はこべら:茎に葉がたくさん付いている様子から繫栄を意味します。
ほとけのざ:葉のつき方が仏様の連座に似ていることからそう呼ばれます。
すずな:かぶの古い呼び名で、神を呼ぶ鈴を意味します。
すずしろ:大根のことでその色から潔白を意味すると言われています。
七草の色風水
グリーン色
健康や再生のパワーを持つ植物の色です。
枯れた運気を蘇らせ、本来持っている才能を引き出します。
白色
「白紙に戻す」という意味があるように、浄化のパワーがあります。
他人への感謝や素直な気持ちが芽生え、いい出会いや縁を与えてくれます。
正月七日の「若菜摘み」と「七草粥」
芹、薺、御形、繫縷、仏の座、菘、蘿蔔といった春の七草は、古代の宮中では万病を除くとされ、正月七日の「若菜摘み」と「七草粥」は年始の大切な行事のひとつでした。
正月七日の「若菜摘み」
七草は早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うと言われています。
若菜色(わかないろ)とは、初春の若菜のような明るい黄緑色のことです。
春先の山菜の色全体を指す爽やかな色ですが、「若菜」が「春の七草」の別名であることから春の七草に因んだ色とも言えます。
正月七日の「七草粥」
正月七日の「七草粥」でいただく七草がゆは簡単に作れて美味しい日本の行事食です。
春の七草セットを使った七草がゆレシピを紹介します。
七草がゆの作り方
材料:七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)、白米計量カップ2カップ、水計量カップ7カップ、塩少々、しょうゆ少々
七草全部をきれいに洗い、熱湯の中に塩少々を入れてさっと茹でて、水にさらして、1~2㎝の長さに切ります。
白米はきれいに洗ってザルにとり、30分位水切りしておきます。
鍋に白米と水を入れて火にかけます。
沸騰して煮たってきたところで弱火にして30~40分位ゆっくり煮ます。
※途中でかき混ぜると粘りが出るので注意
米がやわらかくなったら、塩少々と好みで風味を添える位のしょうゆを加えてあっさりと味付けし、七草全部を加えてしんなりするまで煮ます。
大寒
1年で最も寒い季節、大寒(だいかん)。
厳しい冬を乗り越えるために、寒中水泳や大寒たまごなど様々な風習が生まれました。
大寒の時期に生まれた卵は「大寒のたまご」と言い、栄養が高いと特に人気の卵になっています。
寒稽古は気温が低く寒いほど良いとされており、気温が低い早朝に行うことが多いです。
現代、特に都心では行われることは少なく、大寒を実感する機会も少なくと言えるでしょう。
大寒には、寒の水を汲んだり寒稽古をしたりと言った行事があります。
寒の水
大寒の時期の水のことを「寒の水」と言われています。
寒の水は気温も湿度も低いため雑菌が少なく保存に向いていると言われています。
1年で最も冷え込む大寒の寒さを活かして、味噌やお酒を仕込むことを「寒仕込み」と言い、特に美味しい味噌やお酒ができると言います。
お酒、味噌、醬油、寒天、凍り豆腐など、大寒の時期の寒気を利用して仕込むと味が良くなります。
節分
節分の大晦日に豆まき(魔芽落とし)をします。
家の北東(鬼門)空間から壁に沿って時計回りに煎り大豆(魔芽)を落としていきます。
節分の大晦日までの1年間の悪い芽を落とすことができるとされています。
節分は雑節の一つで、各季節の始まりの日の前日です。
節分は季節を分けることも意味しています。
江戸時代以降は特に立春の前日を指す場合が多いです。
太陰太陽暦では、立春に最も近い新月を元日とし、月の満ち欠けを基準にした元日と太陽黄経を基準にした立春は共に新年と捉えられていました。
旧暦12月末日と立春前日の節分は共に年越しの日と意識されていたことになります。
節分がいつから始まったかは諸説あるようですが、平安時代からという説が有力です。
立春は暦の上では春になる日、その前日は冬と春の季節の分かれ目であることから節分と呼ばれています。
立春の日にちは地球と太陽の位置関係により毎年変わります。
節分の意味ですが、大晦日的な日なのでそれまでの厄災を落とすということ、そして季節の変わり目に生じると言われる邪気を祓うことです。
豆まき
節分と言えば豆まきを行うのが定番ですが、なぜ豆まきをするのか理由をご存知でしょうか。
豆をまく理由としては、昔から日本には穀物をまくことでお祓いやお清めをする風習があったことが挙げられます。
豆まきを行うのにはれっきとした意味があり、なぜ大豆を使うのかも理由があります。
節分の豆まきで使われる豆は「福豆」と呼ばれ、本来は升に入れて神棚に供えます。
升を使うのは、「力が増す」という言葉にかけて、縁起が良いと考えられているからです。
節分に用いられる大豆は五穀の一つで、米よりも大きく、床や壁にぶつけたときの音も大きいことから、邪気を祓うのに使用されたとも言われています。
豆まき(魔芽落とし)を北東(鬼門)から始める理由
日本の風水では北東空間から時計回りに升に入れた福豆を家の壁沿いにまくのではなく落して北東空間に戻ります。
日本の風水では北東(鬼門)ラインを重視します。
日本列島は北東(鬼門)から南西(裏鬼門)に流れた形をしています。
北東(鬼門)から豆まき(魔芽落とし)をすることで、日本の風水を実践していることが認識できます。
日本の風水の1年は立春、家の北東空間から始まります。
家の北東空間は、1月~2月、1:00~5:00、白い収納家具、カレンダー、机、白色、赤色、黄色、淡いブルー色と相性の良い空間です。
変化をもたらす、引っ越し、相続、不動産の運が得られる空間です。
豆まきを魔芽落としと考える理由
福豆を家の壁沿いに落とすことで「過去1年間に生まれた悪い運の芽」= 魔芽を落とすことができると考えます。
「魔物の目をめがけて豆を投げれば、魔を滅ぼす」= 魔滅(まめ)と言う響きとしていることから、豆は魔滅に通ずるという説もあります。
福豆として使われる豆は、必ず魔炒った大豆を使います。
豆まき後に拾い損ねた豆からやがて芽が出てくると縁起が悪いと考えられているため、豆から芽が出てこないように炒るようになりました。
豆まき(魔芽落とし)は家の厄落としのバロメーター
日本の風水では、豆まき(魔芽落とし)をした後の煎り大豆が食べられる、食べたいと思えることが大切です。
豆まき(魔芽落とし)をした後の煎り大豆が食べられない、食べたくないと感じる時は掃除ができていないので、節分の大晦日に煎り大豆が食べられない、食べたくないと感じる場所の掃除をします。
豆まき(魔芽落とし)をした後の煎り大豆が食べられると感じる時は魔芽落としができています。
立春
日本の風水では節分が大晦日で24節気の立春が元旦です。
太陰太陽暦の月の満ち欠けを基準にした元日と、太陽黄径を基準にした立春は、共に新年と捉えられていました。
日本の風水の1年は立春、家の北東空間から始まります。
風水では、立春の元旦は自分は4ヵ月前、7ヵ月前に始めた風水の結果で、立春の元旦に始めた風水が4ヵ月後、7ヵ月後に成果が表れると言われています。
日本の風水では、北東方位は2月で物事が始める方位とされ、西方位は9月で秋に稲穂が黄色く実る収穫の方位です。
初午は稲荷寿司
稲荷寿司は、甘辛く煮た油揚げの中に、酢飯を詰めた寿司の一種です。
「お稲荷さん」「お稲荷」「いなり」などとも呼ばれます。
袋状に開いた油揚げを甘くあるいは甘辛く煮付け、寿司飯をそのまま、あるいは人参や椎茸などの具材を煮込んで混ぜた寿司飯を詰める一種の印籠寿司です。
稲荷神社の稲荷神(五穀を司る宇迦之御魂神(うかのみたまのおおかみ)・倉稲魂命)は商売繫盛と共に豊作の神様であり、米を使用した俵型の稲荷寿司につながります。
一般的には米俵を模した俵型(円筒に近い直方体)に仕上げます。
味がしっかり油揚げに染み込むようにひっくり返し煮込み、ひっくり返したまま中身を詰めるもの、油揚げの表面を炙ったもの、三角油揚げを用いて三角形に仕上げるものなど、地域によって異なります。
バレンタインデー
日本のバレンタインデーの主役はチョコレート菓子です。
伊勢神宮祈年祭
2024年2月17日は伊勢神宮祈年祭が行われます。
新たな目標を立てると実現につながると言われています。
2024年2月17日は貯金の日でもあるので、貯金を始めると目標を実現するためのお金が貯まると言われています。
伊勢神宮祈年祭の日本の風水では最初に家の北東空間に貯金箱を配置します。
伊勢神宮祈年祭が終わってから目標に合わせて貯金箱を配置します。
天皇誕生日
天皇誕生日は日本の国民の祝日の一つです。
旧称は天長節です。
法律上の定めはありませんが、外交上では国家の日として扱われています。
日付は第126代天皇徳仁の誕生日である2月23日です。
天皇の誕生日を祝うという行事は古代日本にまで遡ります。
このお祝いは天皇を個人として、そして帝国の統治者として敬うための日でした。
天皇の誕生日は8世紀には天長節の名で祝われた記録が残っていますが、天長節が国の祝日になったのは1873年(明治6年)のことです。
天皇誕生日は国民の祝日に制定されているので、祝日日程として覚えておくとスケジュールを立てるのに役立ちます。
経緯やトピックスを知ることで日本の歴史にも興味が深まります。
家の北東空間(1月~2月、1:00~5:00)の風水
家の北東空間(1月~2月、1:00~5:00)は、白い収納家具、カレンダー、机、白色、赤色、黄色、薄いブルー色と相性の良い空間です。
相性の良いアイテムを家の北東空間(1月~2月、1:00~5:00)に配置して、時間(太陽の位置)と空間(家の方位)を一致させます。
家の北東空間(1月~2月、1:00~5:00)で風水を実践すると、変化をもたらす、引っ越し、相続、不動産などの成果が得られると言われています。
4ヶ月後、7ヶ月後、4年後、7年後に風水の成果が得られると言われています。
黄色い花
縁起物の春植物「福寿草」
見られる時期:1月下旬~2月頃
花径4㎝程の黄色い花です。
春植物として親しまれている花です。
福寿草は、お正月の縁起物の鉢花としても流通しています。
早咲きの梅の花が咲く頃、地面からつぼみだけが出た状態で黄色い花が咲きます。