住

キッチンは料理を作ることで家族全員の健康と運気を上げる場所

キッチンはその家に住む人が毎日食べる食事を作る場所です。

料理は健康と運気も作ります。

食事を通して良い運気を体に取り入れるので家族全員の運気が上がります。

風水の配置を考える場合、キッチンのスタイルも重要です。

造作壁対面キッチンとペニンシュラ型対面キッチンの場合、住宅の中心にキッチンを配置したり複数の方位にまたがることが起こりやすくなります。

壁付型キッチン

壁に向いていて壁に接しているキッチンです。

キッチンとダイニングが同じ空間にある場合、ダイニングが広く感じられます。

風水ではキッチンの東に窓がある場合に相性の良いキッチンと言われています。

造作壁対面キッチン

キッチンとダイニングを窓のある壁で隔てたダイニングに向いているキッチンです。

キッチンとダイニングの間取りを明確にして、調理をしながら家族とコミュニケーションをとることができます。

ペニンシュラ型対面キッチン

キッチン本体の左右どちらかが壁に接していてダイニングに向いているキッチンです。

ダイニングに向かって開放感があり、調理をしながら家族とコミュニケーションをとることができます。

食器棚は東から南に向けて朝日が当たるように置きます。

朝日には陽の気があるので、食器に日の光が当たれば良い影響が及びます。

キッチンマット

キッチンマットは調理中に使う水や洗った食器を食器棚に移す時に水気を床に飛散させないために必要です。

エプロン

エプロンは衣服の汚れを防ぐために着用される前掛けです。

下腹部から膝上までのものや、胸部から下半身全体を覆うものなどがあります。

肩紐と腰紐が一体化してエプロンの重さが均等に体に分散する(重さが首に集中しない)タイプが快適です。

ポケットが付いたエプロンは大変便利です。

キッチンで料理を作っている時、火の気と水の気を受けて障り(さわり)が出ます。

エプロンは台所の障り(さわり)からわが身を守ってくれます

食器

運のよい食器(高級感があるもの、存在感があるもの、輝きがあるもの)を使います。

作家やブランドを絞り、こだわるのもいいです。

食器のパワーが十分に発揮されるように、食器棚もできるだけ良いものを使いましょう。

キッチンには火と水の気が存在するので、運気が悪くなりやすい空間です。

掃除をして盛り塩を配置して火と水の気のバランスをとります。

キッチンの歴史

キッチンの歴史は、火と水をどうやって家の中に持ち込み、どれだけ効率よく利用できるかという工夫の歴史です。

日本で火を使ったり火種を保存したりする場所は、炉・囲炉裏やかまどでした。

水は川や共同の井戸から汲んで、家の水甕(みずがめ)で保存して使っていました。

時代劇に登場する民家は、囲炉裏は生活空間の真ん中にあり、台所にあたるかまどや水甕(みずがめ)は土間にあります。

大きく変わったのは、明治時代にガス七輪が普及してからです。

ガスの登場によって台所は土間から床の上へと移動しました。

昭和に入って水道の普及率が上がると、女性は水を外で汲んで持ち帰る重労働から解放されました。

家電やシステムキッチン、オール電化など、家庭での火と水の扱い方が現在のキッチンへと変化していきました。

家電やシステムキッチン、オール電化など、家庭での火と水の扱い方が現在のキッチンへと変化していきました。

キッチンは火と水の気を持つ空間だと風水では考えられています。

キッチンの掃除

キッチンの汚れやすい場所は、コンロ周りとシンクの排水口です。

コンロ周りは料理の時に飛んだ調味料や油が固まり、放置すると頑固な汚れに変わるのでこまめに拭き取ります。

シンクの排水口は雑菌が繫殖しやすくヌメリやカビが発生するので、料理の後はすぐに掃除します。