梅の主な品種に、白の一重の花が咲く南高梅、小粒南高、白加賀、竜峡子梅(りゅうきょうこうめ)、甲州最小などがあります。
花・香り・樹形が観賞され、果実が食用されます。
早春、葉に先立って前年枝の葉腋に1~3個の花がつきます。

5枚の花弁のある1㎝から3㎝程の花を葉に先立って咲かせます。
花の色は白、薄紅、紅色などで花柄は短いです。

梅の果実は6月頃に結実して黄色く熟します。
梅の果実は梅酒、梅シロップ、梅サワー、梅ジャム、天然しそ漬け、梅干しに用いられます。
梅ジャムスイーツ

材料:梅の果実約200g、素焚糖(すだきとう)200g
梅の果実を素焚糖で煮詰めます。
梅の果実の形が残る程度に、素焚糖がシャブシャブの状態になるまで煮詰めて冷まします。
梅の果実の爽やかな風味と素焚糖のやさしい甘さが楽しめるスイーツに仕上がります。
梅酢

梅の果実と塩を混ぜると強い酸味を持つ透明な液体が出てきます。
酸味が強いので梅酢と呼ばれています。
梅酢寒天の梅ジャムがけ

水450㎖に粉寒天4gを加えて沸騰させます。
火を止めて梅酢50㎖を加えて型に流し入れて冷まします。
器に盛り梅ジャムをかけると出来上がります。
梅酢の塩味が緩和されて爽やかな酸味とやさしい甘みのスイーツとして食べることができます。
梅干し

梅干しは梅の塩漬けを天日干ししたものです。
梅の塩漬け
梅の果実と塩を容器に入れます。
梅の果実の1/5の重さの塩を加えて塩漬けにします。
梅の果実と塩が馴染むと水分が出てきて塩漬けの状態になります。
梅の塩漬けの天日干し

梅の塩漬けを太陽光と外気にさらします。
梅の塩漬けを天日干しすると塩漬けの梅の果実が色が赤くなります。
赤くなると食べられます。