心

風水歳時記は太陽と地球と月の位置と24節気を組み合わせたもの

太陽と地球と月の位置で生まれる風水パワーの強さが異なります。

暦と月の位置も考慮して風水パワーが算出されます。

風水歳時記には太陽暦に日本の24節気を加えた暦を用います。

太陽

太陽は全体が高温ガスでできた巨大な球体です。

中心部に存在する水素の50%程度を熱核融合で使用します。

中心部の密度と温度はとても高くなり、核融合が起こり莫大なエネルギーが生み出されています。

地球から見たときの太陽の明るさはマイナス27等星です。

1等星の1,560億倍です。

地球上から見える最もまぶしく光るものとなります。

太陽から放たれるエネルギー

1秒間に太陽が放出するエネルギーの量は、文明の始まり以来、人類が消費してきたエネルギーの総量より大きいと言われています。

太陽から放たれるエネルギーは3.85×10の26乗です。

1秒間に1cm四方にあたる地球の大気圏外のエネルギーは1.96カロリーです。

太陽の大きさ

太陽は直径約140kmで地球の直径の約109倍の大きさです。

太陽の重さ

質量は地球の33万倍です。

太陽は太陽系の全天体に重力の影響を与えます。

太陽の構造

中心核1,600万℃、太陽の表面(光球)温度は約6,000℃、太陽を取り囲む(上空にある)コロナは約100万℃です。

コロナ内部でプラズマのガス圧力が高まり、太陽の引力を超える状態になると宇宙空間へ吹き出す太陽風と呼ばれる現象が起こります。

太陽を支配する代表的な大きな力

中心に向けて引き込もうとする重力、外側に広がろうとする核融合エネルギー、複雑な磁力です。

地球の公転

地球は太陽を中心に1年に1回転公転します。

その時、公転面の垂線に対して地軸は23.4°傾いています。

太陽と地球の距離

地球は楕円軌道を描いて太陽を公転しているので、毎日少しずつ太陽との距離を変えています。

近日点(1月4日頃):1億4,709万㎞

遠日点(7月7日頃):1億5,088万㎞

季節がある理由

季節があるのは、地球が地軸を傾けながら公転しているからです。

地球の地軸が傾いていることにより、地球の北半球や南半球が太陽に近づいたり遠ざかったりすることで、気温に変化が起きます。

その結果、季節が生まれます。

太陽暦

風水では太陽が黄道上のある点を出てその場所に戻ってくるまでの周期(太陽年)を暦とした太陽暦を使用します。

月の満ち欠けの周期が暦として使用される太陰暦は1年が約354日で、太陽暦に比べ11日短くなります。

3年間で33日ほどずれてしまい、実際の季節と大きく食い違ってしまいます。

月の運行と季節のずれを調整する方法として閏月が挿入された太陰太陽暦が利用されました。

正確な太陽年は365.2422日です。

太陽暦は太陰暦に比べ、実際の季節とのずれが小さいです。

太陽暦は4年の間に1日増やす閏年を設けるだけで、実際の季節とのずれの調整できます。

24節気

24節気は太陽の黄道上の視位置(太陽黄経)によって24等分し、季節を表す名称がつけられています。

夏至と冬至の2至、春分と秋分の2分、立春、立夏、立秋、立冬の4立があります。

土用

土用は立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間です。

土用には運気の流れを変えるパワーがあります。

閏年

地球の公転周期は365日5時間48分46秒です。

暦は365日なので地球の公転周期とのずれを4年毎に調整され、太陽黄経0度の瞬間と暦が合わされます。

4年の間に太陽暦と太陽の黄道上の視位置(太陽黄経にずれが生じます。

夕日

夕日は西に沈む太陽です。

太陽は東から登り南を通り西へ沈むように見えます。

秋の夕日は西に沈む白露~秋分~寒露に位置する太陽です。

秋の夕日は実った稲穂を黄金色に照らします。

新月

新月は月が地球と太陽の間に位置する配置です。

月が陰に位置する瞬間です。

新月は満月を経てサイクルが終わり再び始まる西にある月です。

新月の日は新しいことを企画したり始めたりするのに良い日と言われています。