住

風水では寝室は大きなパワーがあり運を変える力がある場所

風水の別名は「寝床学」と言われています。

風水では、「人は眠っている間に運を吸収する」と考えられています。

人間は1日のおよそ1/3を寝て過ごします。

寝室は人生の1/3を過ごす場所ともいえます。

枕

枕は肌に触れた時の感触や通気性も重要です。

側地にメッシュを用いたりして通気性を高めている枕は、体内の自然な温度の管理ができるように工夫されているので、結果として良質な睡眠が取りやすくなります。

寝室の運気

長い時間を過ごす寝室は、「大きなパワーがある場所、運を変える力がある場所」と風水ではとらえられています。

風水では、ベッドや布団を部屋の辺に対して斜めに置くのはNGとされています。

風水では、ベッドを壁にピッタリくっつけて配置するのもNGとされています。

風水では家の南空間の寝室は北枕が良いとされています。

狭い寝室にたくさんのものがあると、手足を伸ばすことができずに心身に悪影響で良い運気が吸収できません

広々とした寝室で寝ると、良い運気が吸収できます

風水と寝室

湿度の高い日本では、日に干して乾燥させ、カビや虫の繫殖を抑えることが大切です。

太陽のパワーを吸収した布団は運気を上げてくれます。

子どもや若い人は陽の気をもたらす 家の 北東、東、南東、南の 空間が良いと言われています。

年配者なら落ち着いた陰の気をもたらす家の南西、西、北西、北の空間が良いと言われています。

人は眠っている間に運を吸収する

寝室は人が何時間もじっと横たわり家に入ってきた幸運をじっくり吸収する空間です。

寝室の掃除を怠ると寝ている間にほこりを吸って呼吸器系トラブルを引き起こす原因になります。

朝起きたら寝室の窓を開けて空気を入れ換えます。

寝室の掃除のポイント

床、窓、カーテン、エアコンフィルター、ベッドリネン、フローリングは水拭きする

レイアウトの基本 人生の3分の1を過ごす場所を快適に

心地よい空間は単純な広さだけでなく、ドアや窓の位置にも影響されます。

寝室はできるだけ家具を減らします。

壁を背中にするほうが安心です。

ベッドの周囲は人が難なく通れるスペース(60cmほど)を確保します。

ドアを開けてその直線上にベッドがあるのは寝ているときに見張られているような錯覚に陥ります。

窓は外からの空気が直接伝わるので、窓側を頭にするのは避けたほうがよい

窓下にしかベッドを置けないといった場合は、厚手のカーテンを使用するなどなるべく外気を遮断します。

梁下に頭が来るのも避ける

梁下は空気の流れが急激に変わり、穏やかな部屋の中にあってもその部分からの流れは激しくなることが多いです。

居心地のよい環境を作るのにとても重要な役割を果たすのが色

暖色からは温かみを感じ、寒色からは涼しさを感じます。

体感温度すら変わってきます。

寝室においては鎮静作用のある青や安心を感じさせる緑などを取り入れます。

逆に取り入れない方がいいのは興奮作用のある赤や紫

ただし、赤や紫もトーンを抑えた淡い色合いにしたり、ちょっとした小物などで使うぶんには問題がありません

災害に備えて

寝室にクローゼットや本棚を置きたい場合、地震などで家具が倒れたときに下敷きにならないような間取りにしなければならないです。

また、自分に当たらないようにするあまり、家具が倒れたときに出入り口を塞いでしまう配置に陥りがちです。

これらを防ぐには、家具を最低限にするか、できればウォークインクローゼットで収納を分けるのが理想です。

北枕の迷信

一説によると

「北枕に死者を寝かせると地球の磁力線のパワーを浴びて生き返ることがある」という言い伝えからです。

「死者は北枕に寝かせ、生きている人は真似てはならない」とされたようです。

メガネや腕時計など、寝る間際まで身に付けておきたいものをナイトテーブルに乗せておく

就寝前のハンドクリームなど、ベッドに入る直前に行いたいものを置いておきます。

安眠効果を高める

寝室で使うアロマは、ラベンダーやカモミールなどが安眠に効果があります。

植物には空気の清浄作用やホルムアルデヒドの除去効果などがあると言われています。

寝室に飾る絵画は、活動を示唆させる人物や動物を避け静的な風景画や花などの絵が落ち着いて良いです。

着替えとは本来、外出のために自分を演出する作業

着換えはウォークインクローゼットで行うほうが気持ちの切り替えがスムーズです。

基本的には、光ったり音がしたりするものは、寝室にふさわしくない

質の良い睡眠のためには、寝室にパソコンやテレビを置くのは避けます

水槽のフィルターのモーター音などで、気が散って眠れないことがあります。

寝室のライトは穏やかな間接照明

日々の生活の緊張をほぐすためにもやわらかい光を選びます。

電球そのものがやわらかい光を発するもの

シェード(電灯や電気スタンドのかさ)で光を優しく包んでくれるもの

壁付けの間接照明など

一般的な天井に設置する蛍光灯は寝室ではあまりおすすめできません

寝室は当然、眠るための部屋

横になったとき、光が目に直接入ってしまうような照明では安らぐ気持ちになれません。

照明器具に付いている常夜灯(ナツメ球)を利用せずに、ホテルなどで馴染み深い足元灯を採用すると、部屋の落ち着きとともに高級感が増します。

足元灯でなくとも、ベッドの近くに設置するスタンドはできるだけ低めに設置します。