人間は1日のおよそ1/3を寝て過ごします。
寝室は人が何時間もじっと横たわりじっくりと体内に幸運を吸収できる空間です。
眠れる寝室に整えることで美しさと健康運、勝負運が上がります。
寝室の配置
子どもや若い人は陽の気をもたらす 家の 北東、東、南東、南の 空間が良いと言われています。
年配者なら落ち着いた陰の気をもたらす家の南西、西、北西、北の空間が良いと言われています。
寝室のレイアウト
寝室はできるだけ家具を減らします。
ベッドの周囲は人が難なく通れるスペース(60cmほど)を確保します。
自然災害を想定する
寝室にクローゼットや本棚を置きたい場合、地震などで家具が倒れたときに下敷きにならないような間取りにしなければならないです。
また、自分に当たらないようにするあまり、家具が倒れたときに出入り口を塞いでしまう配置に陥りがちです。
これらを防ぐには、家具を最低限にするか、できればウォークインクローゼットで収納を分けるのが理想です。
寝室の色
暖色からは温かみを感じ、寒色からは涼しさを感じます。
寝室には鎮静作用のある青や安心を感じさせる緑などを取り入れます。
逆に取り入れない方がいいのは興奮作用のある赤や紫です。
ただし、赤や紫もトーンを抑えた淡い色合いにしたり、ちょっとした小物などで使うぶんには問題がありません。
寝る時の寝室の明るさ
1~30ルクスが適切な明るさで0.3ルクス前後のほのかな明るさが最も眠りに入りやすいと言われています。
明る過ぎると光の刺激で覚醒して睡眠に入りにくくなります。
暗すぎると心理的に不安を感じ睡眠に入りにくくなります。
寝室の照明
電球そのものがやわらかい光を発するもの、シェード(電灯や電気スタンドのかさ)で光を優しく包んでくれるもの、壁付けの間接照明などやわらかい光のものを選びます。
シェードなどで覆われて光が直接当たらない間接照明器具は、シェードなどを通して光を見るので眼に対する刺激が少ないので安眠に導いてくれます。
寝る時の寝室の照明に使うLED電球の色
電球色、温白色、昼白色、昼光色があり、電球色が一番暗く昼光色が一番明るいです。
寝る時の寝室の照明に使うのは暗めの電球色です。
寝室で使うアロマ
ラベンダーやカモミールなどを使うと安眠に効果があると言われています。
窓側を頭にするのは避ける
心地よい寝室は広さだけでなくドアや窓の位置にも影響されます。
窓は外からの空気が直接伝わるので、窓側を頭にするのは避けたほうがよいと言われています。
窓下にしかベッドを置けないといった場合は、厚手のカーテンを使用するなどなるべく外気を遮断します。
寝具
湿度の高い日本では、日に干して乾燥させ、カビや虫の繫殖を抑えることが大切です。
太陽のパワーを吸収した布団は運気を上げてくれます。
枕
枕は肌に触れた時の感触や通気性も重要です。
側地にメッシュを用いたりして通気性を高めている枕は、体内の自然な温度の管理ができるように工夫されているので、結果として良質な睡眠が取りやすくなります。
パジャマ
パジャマは寝室で着用するベッドルームウェアです。
寝室がある方位と相性の良い色のパジャマを着用します。
室温に合わせて生地を選ぶと快適です。
着心地や軽くて肌あたりの良い生地のパジャマを選ぶと床ずれが起きにくいです。
身体を締め付けない、サイズ感にゆとりのある膝丈のワンピース型がおすすめです。
ネグリジェ
柔らかい肌ざわりで、ゆったりとした形でフリルやレースなどがついたベッドルームウェアです。
綿100%ダブルガーゼは柔らかい肌ざわりで、吸湿性、通気性に優れていると言われています。
寝室の掃除
寝室の空気を入れ換えます。
床と窓は水拭きします。
カーテンやベッドリネンは洗濯します。
